【第10位】ラブラドール・レトリーバーと快適に暮らす住まいづくり - Con Un Cane コヌンカーネ|ペット共生コンサルタント

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【第10位】ラブラドール・レトリーバーと快適に暮らす住まいづくり

カテゴリ: ペット共生住宅 作成日:2025年06月17日(火)

 

 

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~優しくて賢い“頼れるパートナー”にぴったりの家とは?~

 

家族思いで賢く、介助犬としても知られるラブラドール・レトリーバー。実は体の大きさ以上に“人との距離感”を大切にする犬種です。本記事では、ラブラドールの性格や特性に合わせた住まいの工夫や、日々の暮らしで気をつけたいポイントを紹介。広さよりも「安心感」と「一体感」を大切にした住まいづくりのヒントが満載です。 

 

 

1. はじめに:大型犬との暮らしにこそ、工夫が必要です

愛情深くて社交的、介助犬や盲導犬としても活躍するラブラドール・レトリーバー。

その穏やかな性格と高い適応力から、家庭犬としても長年にわたり人気を誇っています。

ただし、「穏やかで飼いやすい」と言われる一方で、体が大きく運動量も多いため、住宅環境によってはストレスを感じさせてしまうことも。

 

この記事では、ラブラドール・レトリーバーの性格や特性を踏まえ、快適に過ごせる住まいの工夫や間取りのヒントをご紹介します。

 

2. ラブラドール・レトリーバーの性格と特徴

ラブラドールは、イギリス原産の大型犬で、もともとは漁師の補助犬として活躍していました。

 

水が大好きで、運搬能力と従順さに優れており、人間との共同作業を得意とする犬種です。

 

主な性格の特徴:

  • フレンドリーで人懐っこい:家族はもちろん、初対面の人にもよくなつく
  • 賢く学習能力が高い:指示を覚えやすく、しつけもしやすい
  • 運動欲求が強い:散歩や遊びの時間が不足するとストレスに
  • 食欲旺盛で太りやすい:フード管理と運動量のバランスが重要

 

このように、「人と一緒にいることが大好きで、よく動き、よく食べる」――それがラブラドールの特徴です。

 

その魅力を引き出すには、広さだけでなく“人との距離感”を意識した住環境が求められます。

 

3. 暮らしやすさを高める住まいの工夫

1)広い空間より「動線と安全性」

ラブラドールのような大型犬には広いスペースが必要……と思われがちですが、実はそれ以上に大切なのが動線のスムーズさと安全対策です。

 

  • 滑りやすい床は関節を痛める原因に → クッション性のある床材に変更
  • 廊下や玄関は十分な幅を確保 → 人とすれ違える広さが理想
  • 階段の上り下りが多い家 → 段差を減らすorスロープ設置で負担軽減

 

特にシニア期に入ると関節トラブルが出やすいため、将来を見据えたバリアフリー設計が重要です。 

2)“人と一緒”が安心の鍵

ラブラドールは「群れで行動する」性質が強く、家の中でも人の気配が感じられる場所を好みます。

 

  • キッチン横やリビングの一角にくつろぎスペースを設ける
  • 在宅中は視線が届く場所にケージやベッドを配置する

 

また、留守番が長くなる家庭では、留守中も落ち着ける空間設計がカギに。

自然光が入る静かな一角に、通気性と防音性を兼ねた犬専用スペースをつくるのもおすすめです。 

3)屋外の活用も検討したい

ラブラドールは運動量が多く、毎日の散歩に加えて遊びの時間も大切。戸建て住宅であれば、小さな庭やテラスでも構わないので、自由に動ける屋外スペースがあると理想的です。

 

  • フェンスで囲った簡易ドッグラン
  • 夏場のための日よけスペース
  • 冬の足冷え対策として玄関土間スペース

 

集合住宅の場合も、近くに広めの公園や散歩コースがあると安心です。

 

4. 飼い主のライフスタイルと住まいの調和

ラブラドールと暮らすうえで大切なのは、単に「犬のために広くする」ことではなく、飼い主と犬が自然に共に過ごせる空間設計です。

 

たとえば、次のような住まいの工夫があります:

 

  • ダイニングの椅子の下に、足元にベッドを置けるスペースをつくる
  • キッチンとの仕切りにペットゲートを設置し、事故防止
  • 家族のいる空間を中心に、犬がくつろげる“ゾーニング”を意識する

 

つまり、住まいを「人と犬の共用空間」として設計することが、ラブラドールとの快適な暮らしに直結するのです。

 

まとめ:ラブラドールには「安心・一体感・ゆとり」のある住まいを

賢くて優しいラブラドール・レトリーバー。その魅力を存分に引き出すには、“家族の一員”としてともに過ごせる空間が欠かせません。

 

  • 動きやすく滑らない安全設計
  • 人の気配を感じられる居場所づくり
  • 十分な運動スペースと、落ち着ける静かな時間

 

大型犬との暮らしは、スペースだけでなく、関係性を支える環境整備がとても重要です。

「この子が安心して過ごせるには、どんな空間が必要だろう?」そんな問いから始まる住まいづくりが、飼い主と犬、両方の暮らしを豊かにしてくれます。

 

暮らしに合わせた住まいの工夫、考えてみませんか?

「この子に合った間取りってどう作るの?」「将来のために備えておきたい」
そんなときは、ペット共生コンサルタント「コヌンカーネ」へ。
犬種や性格、家族構成に応じた住まいの提案から、資金計画までトータルでご相談いただけます。

 

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※本記事で紹介している犬種ごとの性格や特徴は、一般的な傾向をもとにしています。実際には、個体差や育った環境、年齢、しつけの方法によって行動や性格には大きな違いがあります。愛犬一頭一頭の「その子らしさ」を大切にしながら、住まいづくりの参考にしていただければ幸いです。

 

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