ワンちゃんとのお出かけに欠かせない!ペットを入れる移動グッズの選び方、コツと注意点!
犬とのお出かけが大好きなあなた。普段、お出かけの時は、どんな移動グッズを使っていますか?
今回は、ペットとのお出かけに便利な移動グッズ(ペットを入れる物)をご紹介します。犬のサイズや性格、移動手段や目的に合わせて、様々なタイプのグッズがあります。ぜひ、参考にしてみてください。
犬用スリング
犬用スリングとは、飼い主さんが愛犬を抱っこしたまま移動できる犬用の抱っこ紐のような物です。
犬用スリングは、飼い主さんの肩にかけて、犬を袋状の部分に入れるので、子犬や小型犬に適しています。犬は、飼い主さんの胸の前に収まるので、安心感があります。また、飼い主さんは、両手が自由になるので、荷物を持ったり、ドアを開けたりするのに便利です。ペットも入れるカフェやお店などで見かけることがありますが、スリングからチョコンと顔を出している様子がとてもキュートです。(公共交通機関などでは、全身を覆うバッグ等でないと利用できない場合があります。)
犬用スリングの価格は、約3千円から3万円ほどです。犬用スリングを選ぶ時のポイントは、犬の体重や体型に合わせてサイズや形を選ぶことです。犬がゆったりと入れたり、腰などに負担がかからない姿勢を保てるよう、大きさや形などを確認しましょう。また、季節や犬の体調に合わせて、通気性のある素材や暖かい素材を選ぶと良いでしょう。
なお、犬がスリングから落ちないよう、飛び出し防止用のフックを利用することを忘れないでください。また、長時間利用する場合は、飼い主さんの肩に負担がかかるので、肩に当たる紐の部分の幅や素材もチェックすることをお勧めします。
犬用キャリー
犬用キャリーとは、中に犬を入れて持ち運びができるアイテムです。小型犬から大型犬まで、公共交通機関や自家用車での移動に使用できます。犬用キャリーには、ハードタイプとソフトタイプがあります。ハードタイプは、プラスチックや金属などの硬い素材でできており、犬の安全性や耐久性が高いです。普段使いだけでなく、災害時の避難用にも使うことができます。
ソフトタイプは、布やナイロンなどの柔らかい素材でできており、犬の快適さや軽さが特徴です。
犬用キャリーの価格は、約3千円から4万円と幅が広いです。キャスターやハンドルなどの機能がついている物もあります。犬用キャリーを選ぶときには、犬のサイズや重さ、移動手段や目的に合わせて、適切なものを選びましょう。大きめのワンちゃんの場合は、キャスターが付いていると移動に便利です。
わが家では、初めはハードタイプの物を使っていましたが、リュック形式にもなるソフトタイプも購入しました。電車で出かける時はもちろんのこと、旅行先でペット可の乗り物(ケーブルカーやリフト等)もソフトタイプのケースで乗ることができます。また、観光地で階段などを登る際もリュック形式だと両手を空けることができ、とても便利です。わが家の旅行の必需品です。(ハードタイプのキャリーは、病院に行く時や雨の時などに使っています)
犬用キャリーを使うときのコツは、犬が落ち着いて入れるように、慣らすことです。キャリーに入れるときに、おやつやおもちゃを与えたり、声をかけたりして、ポジティブな感情を持たせましょう。普段からケージの中にベッドスペースとしてキャリーを置いておく方法もあります。また、移動中など犬が不安にならないように、キャリーの中に犬の匂いのする毛布やタオルを入れたり、キャリーの横から声をかけたりして、安心させると良いでしょう。
ペットカート・ペットバギー
ペットカートとは、犬を乗せて押すことができるカートです。ペットバギーと呼ばれることもあります。歩くのが苦手な犬や疲れやすい犬に優しいだけでなく、人混みを歩く時や複数の犬を乗せる時も便利です。ペットカートは、キャリーのように中に犬を入れるタイプもありますが、ベビーカーのように上に犬を乗せるタイプが多いようです。犬の視界や通気性を考えて、幌の部分などにメッシュや窓がついているものが多いです。また、ブレーキや収納スペースなどの機能がついているほか、バスケットが取り外せたり、本体が折りたためるものもあります。
ペットカートの価格は、約7千円から4万円ほどです。ペットカートを選ぶときには、犬がゆったりと安心して乗れるサイズや強度、移動する際の小回りや安定感など、しっかり確認すると良いでしょう。また、季節に応じて、床の部分に冷感マットや暖かい毛布を敷いたり、暑い時期はハンディファンを付けている人もいるようです。
わが家も数年前に購入しましたが、2匹同時に乗せられるので、トリミングや動物病院に行く時も大変便利です。ペットカートがあると、ワンちゃんとの行動範囲が広がります。さらに楽しい思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
ドライブシート(カーシート)
ドライブシート(カーシート)とは、自動車で愛犬と一緒に出かけるときに座席に設置するシートです。キャリーに入らない大型犬やキャリーを嫌がる犬におすすめです。犬が座る場所に応じて、前席用や後席用のシートがあり、犬が安全に乗れるように、シートベルトやハーネスで固定することができます。中には、ボックス型になっていて、犬が飛び出さないように留め具が付いている物もあります。また、犬の汚れや抜け毛を防ぐために、防水や防汚の加工がされているものもあります。ドライブシートの価格は、約2千円から2万円ほどです。犬のサイズや重さ、自動車の座席のサイズや形に合ったものを選びましょう。
ドライブシートを使うときのコツは、犬が快適に座れるように、クッションや毛布を敷くことです。普段から使い慣れているタオルなど、犬自身の匂いがついた物を入れると、さらに安心するようです。飛び出し防止のシートベルト等の長さは、身動きが取れる範囲と安全性確保のバランスを見て、調整しましょう。
わが家では、後ろのシート全体を覆うタイプのドライブシートを使っています。上の子は、窓から外を見るのが大好きで、窓際に寄っています。下の子は、どちらかというとフセの状態でウトウトしていたり、後ろに座った人の膝に乗って甘えたりしています。それぞれの好きな場所に居やすい位置にシートベルトで固定しています。ドライブシートは防水や防汚の加工がされているので、水等がこぼれてしまった時も拭き取りやすく、掃除機もかけやすいので助かっています。わが家のドライブでも欠かせないグッズです。
余談ですが、車酔いをしやすい犬の場合は、車に乗る前の食事を控えたり、移動中に水分補給をしたり、窓を開けて換気をしたりして、こまめに休憩もすることをお勧めします。
まとめ